雨の日




灰色の雲が立ち込める

雨のぐずつく空の日は

少し暗い部屋の中で

あの日の君をそっと想う




いつもは気丈な君なのに

アルバム1枚めくるたび

降り出す雨は窓を打ち

濡れゆく昔の君の笑顔




ずっと一緒だったよね

いっぱいいっぱい笑ったね

強くて優しい君のこと

気まぐれでのんびりやな君のこと

とても言葉じゃ足りないくらい

私は君が大好きでした






もう何年たったかな

君は私を覚えてる?

信じられなかった日々が今

信じられない早さで過ぎてゆく




何気なく過ごす毎日に

たまについていけなくて

もう一度、なんて懐かしむ

心にあの日の雨が降る




ずっと一緒だったよね

いっぱいいっぱい笑ったね

ずっと傍にいたよね

時々だけどケンカもしたね






灰色の雲が晴れるころ

差し込む光は先を照らす

思わず見上げたこの空に

浮かんで溶けた君の顔




とても言葉じゃ足りないくらい

私は君が大好きでした。







とても言葉じゃ足りないくらい


   私は君が、好きでした。







- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
5 / 13
机の引き出しを整理してたとき、忘れていた懐かしいものがたくさん
出てきました。
それは手紙であったり、写真であったり、いろいろ。
なんとなくしんみりとしてしまって、昔のことをあれこれ思い出して
みると、別れてしまった友達にすごく会いたくなってしまって。
その時にできた詩です。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



b a c k                       













SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送